「またやっちゃった…」毎回後悔していませんか?
恋愛での自爆には「相手の気持ちを確かめたい」このような心理が隠れています。
でもこのやり方を繰り返すと、本当に知りたい事は得られなくなっていくでしょうし、本当に伝えたい事は伝わらないんですよね。
今回の記事は、自爆癖の原因を説明しています。
恋愛依存症の影響によってついやってしまう言動や行動に悩む方のお話では
「恋愛での自爆癖をやめられない」というご相談が結構あるんですよね。
”自爆癖” というのは・・・
不安な気持ちが募り、その不安がピークに達すると本当は別れたくないのに、自ら関係を壊すような言動や行動を仕掛けてしまう事を言います。
その後は決まって後悔することも特徴ですが、「次からはやめよう!」と心に固く誓っても
しばらくして、また何か不安な感情に支配されてしまうと、自制が効かなくなり
同じこと繰り返す・・というループにハマっていきます。
そして繰り返せば繰り返すほど、言動行動がエスカレートし、修復できない所まで関係が悪化してしまうので
自爆する側だけじゃなく、受ける側も精神的に消耗していきますから
出来れば減らしていくなり、手放していきたい癖ですよね(^ ^;)
でもそう分かっていても、頭で考えているようには行動できないという状態が、依存感情によって出てくる衝動ですから
まずは自分の中から出てくる行動、衝動、感情を把握することから始めて頂けたらと思います。
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自爆癖の改善方法
人が自爆してしまう時というのは
自爆に至るまでには、色んな感情や葛藤が心の中で起こっています。
その感情を自分自身で抱えきれなくなると
何かしらの方法で解消をしてバランスを図ろうとします。
それが自爆癖として現れる方は
抱えきれなくなった感情や不満を相手にぶつけることで解消しようと働きますが
相手にぶつけたところで一時的にしか解消されないので、結局同じ事を繰り返していくんですよね。
そこで、自爆癖を改善しようと試みる方のほとんどが
「どうしたらその衝動を抑えられるのか?」という事を先に考えてしまいがちなのですが
実は順番が逆で、その前に、自爆したくなる衝動を抱える自分には何が起こっているのか?
整理していくことが大切なんです。
自爆癖を改善していくには
恋愛相手に対する不満や不安を感じていて、その感情を自分の中で上手に解消できない
まずはここに問題があることに気づく事が必要です。
なぜなら、問題となっているところを解消することで、衝動は落ち着くはずだからです。
こうして自分の中で起こる感情や思いを整理し、把握していくことで
段々と自己コントロールできるようになっていきます。
自分で自分の感情を解消できる力がついてくると
他者で解消しなければ保てない依存状態からは抜け出せますので
恋愛での自爆癖から卒業したい方は、自己理解を深めていってくださいね。
悩んだら一人で抱え込まずにいつでもご相談ください(^ ^)
【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】
一般社団法人全国心理技能振興会:認定心理カウンセラー:2011年から5000件以上(2025年現在)のカウンセリングを実施。愛着問題、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、依存問題(恋愛依存、回避依存、共依存)や心の傷やトラウマ、親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。
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