「恋愛が重い女性の特徴」とやめるために知って欲しいこと

「重い女をやめたい」方のお話では、恋愛相手に対してだけ、気持ちが重くなって相手を困らせてしまうという方が非常に多いです。

恋愛で重くなる自分をやめたい方は、まずは重くなる自分の心の状態を理解することが必要になっていくと思います。

今回の記事では、恋愛で重くなる自分特徴などを説明しています。

重くなる女性の特徴とは?

恋愛依存症の克服をテーマにカウンセリングに来られる方とのお話では

「重い女をやめたい」という課題を持っている方がたくさんいらっしゃいます。

検索してこの記事に辿り着いた方も

もしかしたら恋愛をすると重くなるのは何故だろう〜とか

実際に男性から「重い」と言われてしまったという方もいらっしゃるかもしれませんね。

私のところにご相談に来られる方の中には

恋愛相手以外の人付き合いでは

重いどころか、すごくさっぱりしているとか、割と寛大に物事を受け止める事ができるほうなのに

恋愛相手になった途端、追い縋る気持ちになったり、すごくネガティブ思考になってしまうという方がいらっしゃいます。

恋愛で重くなるとは、どのような特徴があるのか、代表的なものをあげていくと

・毎日会いたがる

・私のこと好き?と何度も相手に確認する

・四六時中、ずっと一緒にいて欲しいと求める

・急いで同棲、結婚を求める

・他の女性と会わないことを約束して欲しい

・私を一番に優先して欲しいと要求する

・彼のスケジュールを全て把握してないと落ち着かない

このように、生きていく中での自分の比重が恋愛相手の方に傾いている状態とも言えるわけですが

自分が恋愛で重くなってしまう事を自覚されている方は

思い気持ちを知られてしまったら嫌われてしまうのではないか、相手が離れていくのではないかと

反対に、重くならないように自分を抑えて言いたい事を我慢したり、重くない女を演じてみたりと

相手の反応や顔色を伺いながらお付き合いしていて、疲れる。。。

どのような距離感で付き合えばいいのか分からない悪循環になっていることもあります。

ですが  <重い女=避けられる、嫌われる>

とも限らないんですよね^^

それは何故か?

「言葉」そのものに

「重さ」が無いからです。

例えば女友達や意識してない異性相手に対して「あなたといると楽しいから、毎日でも会いたい」とか

「仕事で忙しいの分かるけど、私との時間も作って遊んでよ〜」

など、一見重く思われがちな言葉をサラっと使ったとしても

そこまで重く思われないこともあれば

「重い重い〜」って笑って突っ込まれて終わるとか

重い言葉を使ったからと言って、関係が悪くならないこともあるんですよね。

じゃあ何故、言葉自体に重さは無いのに、自分にとって近い存在であったり、意識している相手だと

重く感じ取られてしまうのでしょうか?

言葉に乗せた思いが重い感情で伝わる

同じ言葉を使っているのに、相手によって伝わり方が変わるのは何故か?

依存という観点から説明すると・・・

言葉に乗せられた「思い」「感情」によって言葉が重くなり

重い言葉のエネルギーとなって、相手に伝わっている可能性が高いかもしれません。

例えば

「私の事をどう思っているの?」の言葉の裏には

=どうせ私のことなんか、好きじゃないでしょ…(疑いの気持ち)

「もっと一緒にいたいから同棲したいな」の言葉の裏には

=彼を繋ぎ止める事が出来る、見捨てられずに済む(束縛)

「私のことをもっと優先して考えてほしいな」

=相手を自分の思う通りにしたい。。(コントロール)

どうですか?

思い当たる方はいらっしゃいますか?

相手に向けて発する言葉の裏に、

このような「要求」が乗っていると

不思議と見えないエネルギーで、相手に伝わってしまうんですよね。。。

これは不思議と、明るく言ったとしても、明るい風なだけで、腹の中の思いや感情は、相手に何となく伝わってしまいます^^;

例えば腹の中に相手に対して「疑う気持ち」を持って接していたとしたら

相手の立場からすると、いつも疑われていて、信用できない男に思われてることに不安を感じてしまうかもしれませんし

疑う人とは、何となく少し離れたい気持ちになってしまうかもしれません。

ですので、もし相手が「重い」という理由で、二人の関係から避けているとしたら

あなたの存在そのものからではなくて

「重い思い」自体から避けたくなってしまうのかもしれません。

当てはまるという方は、自分が発する言葉の裏にどんな思いが隠れているのか?

どんな思いを乗せているのか?

自分の心の中に問うてみてください(^ ^)

重い女をやめるには「重い思い」を手放すこと

恋愛をすると、重い気持ちが出てくる自分をやめたい方、恋愛はもっと軽やかに、楽しんでいきたいと思う方は

重くならないように言葉に注意を払うというよりも、恋愛相手に比重が傾いてしまう自分の「心」と向き合っていくことが大切です。

恋愛をすると、自分の心が恋愛相手で占めてしまう方

それが楽しいとか幸福感というよりも、苦しい感情の方が大きいのであれば

<依存的な恋愛>  になっている可能性が高いと思います。

依存的な恋愛になってしまう方というのは

心の奥深くに、疑い、束縛、嫉妬、怒り、

悲しみ、見捨てられ不安、不信感、孤独感、寂しさ、疎外感、惨め…

などのネガティブな感情を心根に抱えているため、意識とは裏腹に、恋愛相手という比較的感情を持ちやすい相手に対して、普段眠っている感情が引き出されやすくなってしまうんですね。

それがいけないとか、だからダメという話では無くて、自分の中に、そういった感情を抱えている事を知ることが大切であり

重い言葉の裏の「思い」に自分自身が気づいていくことによって

苦しい感情やネガティブな感情を解放していく事に繋げていく事ができます。

恋愛で重くなる自分をやめたい方は、自分の中の感情や思いにまずは気づいてくださいね。


【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】
一般社団法人全国心理技能振興会:認定心理カウンセラー:2011年から5000件以上(2025年現在)のカウンセリングを実施。愛着問題、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、依存問題(恋愛依存、回避依存、共依存)や心の傷やトラウマ、親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。
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